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Malta study tour _ Valletta(3)

  • 執筆者の写真: tgm17wk
    tgm17wk
  • 2022年5月5日
  • 読了時間: 4分

更新日:2022年7月23日

マルタ滞在2週目に突入。今週はしっかり学校通うぞ、と決意してフェリーに乗り込む。

先週と異なるクラスで、何ともイージーで先生も優しく、友人もでき快調な滑り出し、と満足した月曜日の高揚感のまま、結局金曜日までフル出席できたのでした。先週以上に天候に恵まれ、雲一つない青空(恵まれすぎなくらい)。五月とは思えぬ暖かさで、Tシャツの人もちらほら。かといって朝と夕方以降は肌寒いので、ジャケットは手放せないのだけれど。

ヨーロッパは既にバカンスに突入している人ばかりなのだろうか、メインストリートには人がごった返している。

2週間目に入ると、一日のルーティンが決まってくる。放課後はいつも、Herbert Ganado Gardensに昼食を持ち込み、ベンチに座って絶景と心地よい風を感じて寛ぐのが日課に。

日陰になっているベンチを死守する。有難いんだけど、日差しが強すぎる。

すぐ近くのアッパーバラッカガーデンまで歩いて、噴水や道行く人を眺めてみたりも。

もう、言葉通りの真っ青な晴天!合成か?写真スタジオの背景か?というほど空が真っ青。

特に、聖ヨハネ大聖堂の建築美と青空と広場の人混み、この絶妙な構造に思わず足を止めて感嘆してしまうほど美しい。

放課後、観光名所の一つである騎士団長の宮殿に訪れてみた。残念ながらほとんどの部屋が改装中で、兵器庫だけ覗くことができた。騎士団員たちが着用していた甲冑や武器、馬車などが並ぶ。実際にマルタ大包囲戦の時に利用されていたものと知ると、現代まで品質を保った状態で残してくれたことをありがたく思う。

騎士団長の宮殿の、外観。マルタの建築は外観は質素で控えめ、内装は華麗な装飾や予想外の優美さ、というケースが多いようだ。

狭い路地の店先にテラス席がひしめくこの風景、すっかり見慣れたけど、何度見ても美しいなと思う。突き当たりに佇むのは、グランドハーバー側のゲートである、ヴィクトリア・ゲート。1885年築当時の姿のままと言われる。遠目に見ても荘厳な佇まいを放つ。


ふらふらと散策するだけでも楽しいな。聖ヨハネ大聖堂にて。



昼食には無性にパスタを食べたくなることが多く、Pastausというカジュアルレストランにてカルボナーラと白ワインを頂く。(本当はもう少し野菜食べたいけど、一人サイズのサイドサラダがなかなか置かれてない、、一人旅の辛いところ)

ここでヴァレッタから少し離れた、セントジュリアンズでの余談を少々。同じクラスで友人になった日本人学生、その友人のイタリア人、コロンビア人、フランス人のグループでボウリングに挑戦することに。マルタに来てボウリングをすることになるとは、何が起きるかわからないものだ。

バーへ繰り出す最中に眺めた夜景。一人でないと、見える風景も少し違う気がする、

彼らと世界のどこかで、もう一度会うことが果たしてあるのか皆目見当もつかないけれど、こうして乾杯した一夜のことはずっと忘れないと思う。

そんな放課後を過ごすこともありつつ、あっという間のヴァレッタ最終日には、思い残すことのないよう一つ一つの風景を噛み締めた。


ヴァレッタ最終日にして、やっとまともなレストランで鮭のグリルを食べてみたのだけれど、美味しすぎて感涙しそうになった。あらゆるパスタやリゾット、王道のイタリアンも美味しいけれど、地中海ど真ん中らしく、魚が大正解だったんだ、、と今更ながらに気づく。遅すぎ。まぁ毎日レストランで立派な魚料理を頂くほど贅沢しようとは思ってなかったわけだけれど。

最後に学校を見納め!いつも通っていた朝とは日の差し込み方も違って、表情が変わる。

改めて、スリーマやセントジュリアンズの学校ではなくヴァレッタにして良かったなと、自分の決断を誉めたくなる。こんな美しい風景を毎日見ることができて、心が豊かだったなと振り返って思う。

最後にいくつかヴァレッタの中心を回って写真に納める。これまで山程写真撮っても気が済まないものか。


フェリーに乗って、スリーマのアパートメントへ帰宅。無事授業も完遂し(1週目の不登校は置いといて)、ハラハラしていた帰国前PCR検査での陰性証明書も無事調達し、あとは残りの一日をたっぷり楽しむだけ。

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