Malta study tour _ Marsaxlokk
- tgm17wk
- 2022年5月6日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年7月23日
マルタ最終日。明日は早朝6時出発の便(アパートメントは4時に出発)なので、もうこれが本当に最後の一日。フェリーで出発!

今日はスリーマからヴァレッタ経由、バスで約40分の距離にある漁港、マルサシュロック湾へ。移動前に、ヴァレッタの街並みを見納め。

バスターミナルから、いざマルサシュロックヘ。

到着後、まさにマルサシュロックを象徴する風景が待ち構えていた。伝統的な、ルッツと呼ばれるカラフルな小型漁船が湾を彩る。

毎週日曜の午前中にはフィッシュマーケットで賑わうものの、今日は土曜日。観光客もまだらで、ストレスなく気ままに散策することができた。

フィッシュマーケットの際にはもっと賑わうのだろうけど、土曜でも十分多様な露店が並んでいた。いわゆるザ・土産店、という風貌なのだけれど、人々が商いで賑わう様子が見られるだけで心が浮き立つ。

この風景は、天気がいい日じゃないと勿体無いだろうな。

そして迷うことなく、シーフードレストランに入店。もう何れもこれも美味しすぎる!半泣き。一人にしては贅沢な量だけれど、美味しすぎるので難なく完食。

マルサシュロックでのToDoといえば、この風景とシーフード料理とマーケットくらいなので(もちろんそれで十分)、湾沿いを往復。一際美しい角度や構図を探すだけでも楽しい。


湾沿いから少し離れ、街の中心に立つ小さな境界を見上げる。ポンペイの聖母教会。1897と2022の数字が掲げられ、この教会の始まりと今に思いを巡らされる。


そしてバスに再び揺られ、ヴァレッタのフェリー乗り場に到着。日が傾きはじめてきた。

フェリーから見る早朝の地中海も美しいけれど、夕方もまた異なる輝きに魅せられる。

部屋に戻り最後の夜に、マルタのクラフトビールを片手にNetflix視聴しながら乾杯(ハートストッパーを見ていた)。結局、最終日は幸い共有ラウンジでの騒ぎはなかったけれど、夜中まで共有キッチンの物音に起こされては神経研ぎ澄ましていたな・・。もはや睡眠障害のように、深く眠れないのが当たり前になってしまった2週間を苦く思い返す。

そんな苦い思い出はさておき、念願のマルタ短期留学、実現して本当に良かった。語学力の向上はさておき、久しぶりに学生という立場で、職歴や肩書きは取っ払って一人の日本人というアイデンティティで、多様な国籍の人々と触れ合うことができたのはとても貴重な経験だったと思う。どれだけ仕事の実績を積んだり、社会的地位を得たとしても、結局はただの一人の人間。日本に限定された狭いコミュニティでの肩書きが通用しない環境に置かれた時にも、自分を表現する言葉や態度を知っておくこと、そして人として正しく・魅力的な振る舞いができることが人生において重要なのだと考えさせられた。というわけで、結果大満足!なマルタ滞在でした。
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