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Malta study tour _ Mdina & Rabat

  • 執筆者の写真: tgm17wk
    tgm17wk
  • 2022年4月30日
  • 読了時間: 4分

更新日:2022年7月23日

週末、昨日はゴゾ島まで足を伸ばしたので、今日は近郊のイムディーナへ。またもやアパートメントのすぐ側のバス停から1本で、40分弱で行くことができる。便利に変わりはないのだけれど、マルタのバスは時間通りに来なかったり、手を上げるタイミングが遅れると素通りされたりするので、目の前のコスタコーヒーで購入したアメリカーノを啜りながら気長に待つ。

余談だけれど、旅中はいつもノーネイル。ネイルと除光液を持参するのは嵩張るし、何かの衝動にネイルが剥がれるストレスを抱くこともないので良い。時々お洒落したい気分には寂しく感じるけど、、


そうしているうちに到着したバスに乗り込み、イムディーナへ。オールド・シティとも呼ばれ、16世紀にはヴァレッタに先立って首都が置かれていた城塞の街であり、当時の貴族の館が建ち並ぶ。まずは旅のスタート地点、バロック様式の堂々たるメイン・ゲートから。

馬車で要塞内を巡ることもできる(BTSも乗ってたなあ)。

老舗のイムディーナ・ガラスのお店。マルタの街並みが色鮮やかに表現された壁掛けや時計は、購入しようか本気で悩んだけれど、帰国までの道のりを思うといつ壊れるか分からないので断念、、

要塞内にある、キュートな中庭を持つレストランにて、リゾットと白ワインを堪能。海鮮のエキスが効いていて美味しい。


それから、イムディーナで2番目に古いとされる邸宅、フォルツォン邸を覗く事に。1階部分は主に1495年頃に建設され、一部に13世紀の建物が残っている。16世紀半ばにかけて2階部分が増築されたとのこと。内部は小美術館となっていて、数々の調度品が展示されている。

まず足を踏み入れた、マルタの海景を描いた絵画が並ぶアトリエ風の小部屋が私好みすぎて、しばし陶酔。

もし財力があれば、このコレクションをまるごと買ってしまいたい(肖像画は抜きでいい)。

ダイニングも、落ち着いた色調の調度品に囲まれていて、どこか居心地の良さを覚える。


井戸のある中庭。階段を登って2階に上がる。

2階はまた雰囲気が変わり、貴族らしい重厚で華麗なインテリアとコレクションが並ぶ。



テラスからは広い空と大聖堂を見渡すことができて、街1番の絶景スポットでは?と誰かに同意を求めたくなる。

併設するカフェでコーヒーを飲んで一息。アルコールも提供していて、ここで優雅にワインを飲みながら一日を過ごすのも素晴らしいなと思う。


テラスの反対側からは、マルタ島の農村風景も臨むことができる。本当に、密かな絶景スポットすぎて、少しばかりの優越感。というのもイムディーナには多くの観光客が訪れていたものの、この邸宅は少しばかり閑散としていたので。勿体無い。

邸宅の外観。外観からは想像もできない充実の空間だった、、

邸宅の美しさと居心地の良さに思いのほか居座ってしまったので、散策を再開。晴れ間も見えてきた。

観光の目玉でもある、大聖堂に立ち寄ってみる。バロック様式のファサードの両端に、二つの鐘楼が建つ。

内部のドームはフレスコ画で彩られており、目を見張る煌びやかさ。

自然石の色合い、精緻な彫刻を細部まで観察してみる。こんな贅沢な建築、現代ではなかなか叶わないだろうな、、


晴天になるとまた街の表情が変わって見えるので、もう一度街をぐるっと散歩。


城塞の最北部にある広場の展望台から、マルタ島に広がる平野を見渡す。

イムディーナは「静寂の町」と称されるほどひっそりしていると言われるけれども、それも納得。人気のない狭い路地に出会うと、しん、と静まり返った空気を感じる。


それからイムディーナを離れ、周辺に広がる小さな街ラバトを散歩。

道の両脇に飾られた彫刻、どういう意味があるのかは分からないままだけれど、街に彩りを与えている。

日曜日なので、残念ながら多くのお店はクローズ。普段はきっとこの道脇に、グラフ片手に寛ぐ人々の姿が見られるんだろうな。

開いていたお店に入り、バスの時間まで待機しがてら、マルタ産のクラフトビールを一杯。


スリーマに帰宅!アパートメントの少し手前で降りて、eeetwellというヘルシーフードのお店で夕食を調達。これがなかなか美味しく、マルタ滞在中に4、5回ほどお世話になりました。


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