Malta study tour _ Sliema & St. Julians
- tgm17wk
- 2022年4月22日
- 読了時間: 5分
更新日:2022年7月23日
予想だにしないパンデミックが発生してから、早2年。満を持して、2年ぶりの海外渡航。
マルタへ2週間の超短期語学留学に行ってきました。
そもそもと言えば、3年ほど前から長期留学を計画していて、ニューヨークかカリフォルニアの大学で、サステナビリティを専攻したいと思っていたのに、まさかのパンデミックで計画は頓挫。
その後ご縁に恵まれ、経営コンサルティングファームのサステナビリティ専門チームへの転職が決まり、アカデミックでなく実践を通してサステナビリティに関わっていくことを選んだのでした。
その頃から、せめて休暇を使って1ヶ月程度でも留学に行きたいという思いで、ずっと計画しては延期を重ねて。ようやく、GW前後の2週間に有給休暇を頂き(ありがたすぎる)、マルタに行ってきました。
英語圏の中では、カナダのバンクーバーとも迷ったけれど、世界遺産でもある美しい街並みを有するマルタに。(BTSの旅番組Bon Voyage3のマルタ編を見て、行きたい思いがさらに強くなった事情もある・・)
久々の長時間フライトにドキドキしつつ、、羽田空港を出発。GW本番前ということで、運良く3列とも空いていた座席に余計に足を広げて座りながら、富士山を見下ろす。

燃料補給に立ち寄ったウィーン。一面に畑が広がる。
ここで1時間半ほど機内待機・・せめて空港内を散歩しつつウィーンらしいものをつまみながら時間を潰せたら良いのに。体調不良もあってずっと横になってくたばっていた。横になれただけ幸運か。

17時間のフライトの末、フランクフルトに到着。それから急いで乗り継ぎ、マルタ行きの便に乗ること2時間半。
合計22時間程度の移動時間を耐え抜き、無事マルタに到着!入国審査も、パスポートと事前準備したVeriFLYアプリ(3回のワクチン証明書とdPLFの提出)の承認画面を見せるだけでスムーズに終了。身構えていたよりもずっと簡単に海外に行けてしまった。
学校専属のドライバーに送迎してもらい、空港からアパートまで夜道を走ること約20分。
スリーマにある学校手配のアパートメントへ。3月に改装したばかりとのことで、内装設備はとても綺麗。

学校手配のアパートメントの中には、ろくにシャワーもでない古い設備や、wifiが通っていない部屋などもある中、幸先いいな。と思ったのもつかの間、私の部屋だけグランドフロアに位置していることで、共有ラウンジとキッチンの音が部屋内に響きまくるのだけはどうしても耐えられなかった・・(このせいで軽い睡眠障害みたいになるのは後の話)
ベッドに倒れ込んで移動の疲れを癒し、翌朝はアパートのあるスリーマと、隣接するセントジュリアンを散策することに。アパートの外観。海のすぐ側にあるのが嬉しい。

雲ひとつない青空!対岸にセントジュリアンを臨む。
オミクロン株の拡大がなければ本来年末年始に行くことにしていたものの、4,5月に延期して本当に良かった。。ここまで透き通った青空は拝めなかっただろうな。

スリーマは海沿いに広い歩道が敷かれ、ベンチも空きに困らないほど設置されている。朝からランニングやウォーキングに励む人々が、気分良さそうに晴れやかな笑顔で過ごしている。

崖の先端で一人、身体いっぱい広げてヨガに勤しむ人も・・ほぼ360度海に囲まれながら行うヨガ、さぞかし気分が良いだろうな。

海沿いにずっと歩き進むと、セントジュリアンとは逆方面の対岸に、首都バレッタのスカイラインが広がる。

海面に日光が反射して輝いている様子も、ヨットの輪郭も含めて、とても美しい。

海沿いから少し離れると、THE POINTというショッピングモールが佇んでいる。
ショッピングモールと聞いてまず想像しない、石造りのアーチの回廊が素敵。柱が作り出す陰影がもはや芸術。まだ朝早く開店前なので、別日に訪れることに。


2時間ほど朝の散歩を終え、アパートまでの帰路につく。電話ボックスまで絵になるな。

まだ時差ボケもあり、部屋で一息。グランドフロアに部屋がある唯一とも言える利点は、小さな庭のような空間があること、くらいだろうか。日差しがよく差し込む。

そして再出発!次はセントジュリアン方向にお散歩してみる。
首都ヴァレッタにもフェリーですぐ行けるし、セントジュリアンにも歩いて行けるなんて、最高の立地か。

海に面するレストランが軒を連ねて並んでいる。木漏れ日も美しい。



コバルトブルーの地中海に、カラフルな小舟が浮かぶこの風景、たまらない!


海を眺めるレストランがひしめき合う。誰もがビールやワインを傾けながら心地よい日差しを浴びて、気持ち良さそう。

海沿いをしばらく歩いていくと、マルタ屈指のリゾート地、セントジュリアンの名勝でもある、マリーナ・レストランに!絶好のロケーションに7つの店舗が集まるレストラン街。お値段はまあ観光地価格だけど、それだけの価値があるよね。

海辺を離れて中心街へと足を運ぶ。建設中の複合施設を横目に。完成パースを見る限り、かなり容積率の高い高層ビルが立つんだな。それにしても日本の建設現場ではもっと仮囲いも高いし、ここまでありありと建設中の内部が見られるのも面白い。。

それから少し歩いて、bay street complexというショッピングモールへ。

ショッピングモールのすぐ側にあるのは、小道を挟んでナイトクラブやバー、パブが並ぶ、ナイトライフの中心地。夜には若い留学生がここに溜まるんだろうな、、と眺める(最終週にはそのうちの1人となったわけだけど、、笑)。

繁華街の中心を離れて、遅めの昼食をいただきに「THE AVENUE」というレストランへ。

パスタとビール、最高。沁みる。トマトがうまい。

セントジュリアンからスリーマのアパートへの帰り道、左手に教会と、右手に商業・住宅の集積したビルを眺めながら歩く。GoogleMap情報では、このビルは1920年代に建設されたのだとか。そこら中に歴史的建造物のある島、マルタの潤沢な芸術文化を滞在1日目にして実感する。。

そして歩き疲れて、アパートでお休み。翌日に続きます。
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