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Las Vegas and Los Angeles tour_Day8

  • 執筆者の写真: tgm17wk
    tgm17wk
  • 2020年1月7日
  • 読了時間: 3分

ロサンゼルス滞在5日目、旅の最終日。

朝6時半にホテルを出発して、10:30の直行便で日本に帰ります。

最後に、ホテルの豪華絢爛な内装を見納め。

LAの高速は渋滞するので早めの出発が定石、との情報から4時間前行動だったけれど、

案の定道路は混むわ、保安検査場も朝から長蛇の列だわで、ナイスな判断でした。

にしても、Uberで$25程度で空港に行けるのは本当に便利。

誰もコストパフォーマンスの低いタクシーや有料シャトルバスは使わないのでは、というくらい。

ホテルお抱えのタクシーやバスは生き残るだろうけど、市場のパイは圧倒的に下がるだろうな。

今回Uber/Lyftは20回ほど使った気もするけれど、

毎回$10前後で、トラブルもストレスも無く、改めて快適だと思う。

面白かったのは、車に乗り込んだ瞬間、ドライバーが車内の音楽を

ゴリゴリのHiphopから世界中のヒットチューンのチャンネルに切り替えていて、

音楽すらホスピタリティと化していたこと。

ローカルが好む音楽を聴くのも旅の楽しみの一つだから、

好きな音楽流してもらって構わないのだけれど、音楽然り会話などのコミュニケーション然り、

従来のタクシーとは少し異なる、新しい形のホスピタリティが進化しているのが面白い。

そしてLAXのTerminalBへ。

大型サイネージではラグジュアリーブランドやコスメブランドの広告が流れる。

メルローズやアボットキニーで実感した、

D2Cのように顧客と新しいエンゲージメント醸成を図るブランドや

サステナブルで透明性の高い原材料/食材の調達・製造・販売を図るブランドの潮流は、

空港のようなマス・マーケットの商業空間では存在せず、消費市場の傍流であることは理解している。

けれども、少しずつ少しずつ、主流と傍流の変換は始まりつつあると感じていて、

近い将来この大型サイネージで流れる広告も、ラグジュアリーブランドのような常連の顔ぶれから

より共感性の得られる新興ブランドへと変化していくかもしれない。

従来のラグジュアリーブランドも、これまでのビジネスを見直して、

その存在価値からもう一度、問い直さなければならない状況にあることを実感する。

顧客にとって真に必要とされ、社会に好影響を与えるビジネスが生き残るべきだと考えるし、

そのサポートができる立場で働いていたいと思う。

最後に、空港にもCBDオイルが販売されていたので思わず撮影。

日本に当たり前に流通されるのは、当分先のことかもしれない。

帰路の機内ではいつもの映画タイム、

「女神の見えざる手」「イミテーション・ゲーム」「ヒトラー最期の12日間」を鑑賞。

ラスベガスとロサンゼルス、出発から8日間の旅。

商業空間のプランニングを担う立場から、

2都市にみる新しい店舗体験とブランドコミュニケーションを吸収できたし、

地球全体の課題である気候変動に向けて、

環境政策において全米で突出しているカルフォルニア州、

市政府の消費電力を100%再生可能エネルギーで賄っているラスベガス市、

都市としてのサステナブルな在り方を学ぶにも良い機会だった。

今回もまた、代替できない自分だけの大事な経験となりました。

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