Las Vegas and Los Angeles tour_Day7
- tgm17wk
- 2020年1月6日
- 読了時間: 7分
更新日:2022年5月26日
ロサンゼルス滞在4日目。
いよいよ観光最終日。
ロサンゼルスの目玉ともいえる、ハリウッドへ行きました。
ダウンタウンから地下鉄で20分弱、あっという間にHollywood & Highland Stationへ到着。

Hollywood & Highland Stationは、2001年に誕生した大型複合施設。
シアター、アパレルや飲食のショップ、レストラン、ナイトクラブ、ホテルまで入っている。

中には、日本文化発信を担う「JAPAN HOUSE」も。
外務省の海外活動拠点であり、ロンドン・サンパウロ・ロサンゼルスの3都市で展開している。

展示スペースと物販、別フロアには図書スペースが備えられていた。
期間限定の大型展示スペースは閉鎖中だったけれど、
D&DEPARTMENTがプロデュースした地方の伝統品や食文化の展示スペースは鑑賞することができた。

月曜のハリウッドは人通りも少なく、施設内も人はまばらだったけれども、
スタッフさんによると休日には多国籍の観光客がこの地に訪れるので、
日本文化発信の機会として効果を感じているのだそう。

別フロアの図書スペース。
スポンサーの名前が記され、Soft BankやANA、MUGFユニオンバンク、
三菱電機、住友商事の現地法人などの著名企業が並ぶ。

ここHollywood & Highlandの4階は、ハリウッドサインの撮影スポットとしても有名。

せっかくならば、とばっちり撮影することができました。

施設内には、アカデミー賞の授賞式が行なわれるドルビーシアター、
その前はレッドカーベットが敷かれた大階段があるため、観光客はまずここを訪れる。


過去のアカデミー賞授賞作品の名前も刻まれている。 GREEN BOOK良かったなあ…
これから先、どんな作品が刻まれていくのだろうか。
施設内の「WHEALTHY」という、モンゴリアン・バーベキュー・スタイル
(顧客が選択した食材と味付けで肉野菜炒めを作る)の料理店で軽めの昼食。

まずは麺の種類を選択、15種類ほどの野菜を好きなだけ盛りつけて、
お肉や魚・ベーコン・豆腐等から2種類選び、最後にソースを選んで、グリルしてもらって完成。
照り焼きソースを選んだから、濃厚な焼きそばのような味わいに!美味しいし、ヘルシー。
WHEALTHYからすぐのチャイニーズ・シアター前には、
著名人のサインや手形が刻まれたセメントタイルを撮影しようと多くの観光客が押し寄せていた。

ギフトショップも覗き見した後、意外とコンパクトに観光終了。
それからUberに乗って10分ほど、
ロサンゼルスの流行発信地メルローズ・アベニューへ。

アボットキニーと同様に最新のD2Cリアル店舗などトレンディなショップがありながら、
こちらはビバリーヒルズを代表に高級住宅地が近接する立地のためか、
高級ブティックも軒を連ね、よりセレブや上流階級に愛されていそうな雰囲気。
まずは大手百貨店ノードストロームが開店した新業態「NORDSTROM LOCAL」へ。
モノを売らない店舗として話題に。
オンラインで注文した商品の受取(試着によって交換・返品可能)から、
スタイリングのアドバイザリー、リペア、ギフトラッピングなどの対応まで行う。

また月額サブスクリプションのファッションレンタルサービスRent the Runwayと連携し、
Rent the Runwayで注文した商品の受取まで担う。
一見競合となりそうなサービスとも連携を図り、リアル店舗ならではの
顧客とのエンゲージメントを高める体験を強化しているのが興味深い。
隣接する、NY発D2Cコスメブランド「Glossier」へ。
SNSマーケティングを中心にファンを集め、実店舗は行列ができるほどの人気を誇る。

月曜だからか行列は無いけれど、店内はコスメを品定めする女性で大賑わい。
シンプルながらも愛らしいパッケージデザインはもちろん、
オーガニック成分でつくられ、コスメとしての性能も抜群。

店内はお試しし放題で、洗面台まで用意されているほど。

在庫は持たず、購入する場合はスタッフが手に持つタブレットから注文。
スタッフは洒落たピンクのつなぎを着て、フレンドリーに接客してくれる。
プライベートな会話も自然に出てくる様子。
D2Cというビジネスモデルを用いてオフラインに進出する企業の特徴として、
当然ながら人材への投資を重要視していて、商品を語るスタッフこそブランドの化身と捉えている。
もはや彼らを「店員」「スタッフ」と呼ぶには相応しくなく、別の肩書きが必要ではと考えるくらい。
ブランドの持つ世界観を語るストーリーテラーであり、
企業の有する専門知識を顧客に応じて提供するコーチやチューターでもあるといえる。
Glossier近隣には高級ラグジュアリーブランドの上質な店構えが並ぶ。
BOTTEGA VENETAや、Chloeなど。

高級住宅地の表札のような、統一された看板が可愛い。

A.P.C.の店舗も木材のファサードがハイセンス。自然との調和が上質さを増している。

同じ背丈の店舗が、淡いカラーバリュエーションで並んでいて、
個性を主張しすぎないモデストな姿勢がまた、洗練された空気を醸している。

スーツケースのD2Cブランドで有名な、AWAY。

こちらも気さくなスタッフが声をかけてくれる。
THE NEW LUXURYというメッセージが眼に留まるこの店舗は、
instagramで人気に火がついたジュエリーブランド「MEJURI」。

日常使いのできる高品質でミニマルなデザイン、手の届く価格帯で人気。
寝具のD2Cブランド「Casper」も。D2Cユニコーン企業で初の上場予定。

少し歩いた先の、Carrera Cafeで一休み。

すぐ隣にあるPaul Smithの、鮮やかなピンク色の店舗が目に入る。

ここはインスタスポットとしても有名。
同日、氷川きよしが撮影に訪れていたと翌日インスタで知る。。

カンナビス専門店もちらほら。

写真には無いけどSweet Flowerという、
一見お洒落なセレクトショップのような店構えの大麻販売店もあった。
ライフスタイルにどのようにカンナビスを取り入れるかアドバイザリーしてくれる店員もいて、
楽しみ方も様々だという。食用・吸引用、ワークアウト後のマッサージ用など。
幸福感を高める(ハイになる)THC成分と、炎症や不安を和らげる医療効果もあるCBD成分、
顧客の状態や好みに合わせて、最適な楽しみ方を提案してくれるとのこと。
いかにカンナビスがLAの生活に浸透し、豊かさをもたらすものであるかを実感させられる。

こちらはCBD成分入りのドリンクも提供する、COFFEE DOSE。
抹茶やフラワーシロップ、エスプレッソやミルクと配合させながら、
見た目もキュートなドリンクへと昇華させている。
メルローズ・アベニューをたっぷり堪能した後は、
電気自動車のwheelsにのって移動。米国免許が無くても乗れる!
(ライムなどのスクーターは免許無く乗れず。。)
近くの、ザ・オリジナル・ファーマーズ・マーケットへ。

1934年から続く常設のファーマーズ・マーケット。
酪農場を有する実業家一家が、
ある日井戸を掘り起こそうとして石油を発見したことで資産を拡大させ、
その資産を生かして地元の農家が新鮮な食材を販売できる村を建設したいと考えるように。
まずは10数人の農家の人々がトラックを駐車し、新鮮な農産物を販売したところ たちまち成功したことで、常設の市場をオープン。それ以来成長を続け、今に至るのだとか。

LA近郊で取れた新鮮な野菜、果物、肉、魚など豊富な生鮮食品から、
世界各国の料理を取り扱う屋台まで、計100店舗以上もの店舗が軒を連ねている。
テナントも、開業以来続く家族経営の老舗店舗が多く、
チェーンストアにはないローカルな雰囲気を楽しむことができる。食べ歩きツアーもあるらしい。


マーケット周辺は、広い敷地に
ショッピングモール「The Grove」や大型店「The Container Store Custom Closets」などが並ぶ。

広場に位置する時計台は、LAのランドマーク的存在。

お腹もすいてきたので、
ダウンタウンへとUberで20分ほど車を走らせ、
予約していたレストラン「Otium」へ。
The Broadのすぐ隣にある、ニューアメリカン料理店。

カジュアルながら品のある佇まい!
こちらのシェフ、Netflixの,世界の料理でシェフが対決する番組「FINAL TABLE」 で
優勝したばかりというタイムリーな話題性もある。


ビジュアルも個性的ながら食欲をそそられるし、どれも美味しい!
カルフォルニアワインと合わせて、多幸感に溢れながら食事を楽しみました。

ホテル近隣に戻り、サンディエゴ発祥のKARL STRAUSS BREWINGヘ。


IPAビールで一日を締めます。
観光最終日、この旅の終わりに相応しい食事と体験を得て、気持ちよく眠りにつきました。
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