Las Vegas and Los Angeles tour_Day2
- tgm17wk
- 2020年1月1日
- 読了時間: 7分
ラスベガス滞在2日目。元旦!
昨晩は年越しで夜更かししたので、今朝はゆっくりのスタート。11時頃にホテルを出発します。
ストリップから一本離れている滞在中のホテル、
ここでは低層の建物が並ぶ郊外の風景なのもまた面白い。
ストリップから歩いて10分ほどの距離なのに!
ここまで集中投資された都市開発って他にあるのだろうか。

今日はたっぷり、ストリップを散策します。

まずはフォーコーナーのフラミンゴ。

伝説のマフィアであるベンジャミン・シーゲル(通称バグジー)が、
未だ西部劇に出てくるような小さなカジノ街だったラスベガスに、
最初に巨大ホテルを設立したことを皮切りに、この街が発展していった歴史を持つ。
バグジー自身は悲運の人生を遂げていて、
その物語は映画化されているので、後でチェックしなければ。
カジノは、流石にお昼ともあって閑散としていたけれど、華やかな内装に心躍らされる。

別のエントランスを出る。
ところどころに、フラミンゴのモチーフやカラーが散りばめられていて可愛い。

フラミンゴと隣接するリンクホテルの間には、
The Linq Promenadeというショッピングストリートが広がる。

年中カラッと晴れやかなラスベガスだからこそ、屋外モールは気持ちがいい。
飲食店を中心に、ギフトショップなども並びます。
頭上をジップラインが通っているのも驚き! 巨大観覧車は、世界最大を誇るとか。

ストリートのベンチに腰掛けて、昼食にスライスピザをさくっと頂く。
I LOVE SUGARという、いかにもアメリカンなキャンディショップを発見。
覗いてみると、1階には原色で鮮やかなデザインのグミやキャンディ、
2階にはチョコレートショップとパフェ・バーが。

食欲は湧かないけども、こういう、
その土地「らしさ」を全面的に感じられるショップは面白いよなあ。
さらにストリップを北上していきます。
どこに眼を向けても巨大なホテルと商業施設、
あちこちに存在感を放つ巨大看板とサイン、
浮き足立っている観光客の人の波、ラスベガスは歩いているだけで興奮が募る街だ。

次に訪れたのは、ベネチアン。
説明不要だけれどもイタリアのヴェネチアをモデルにしたこのホテル、
ゴシック様式を模した回廊やフレスコ天井画…とことんやり切っているさまにはつい感服してしまう。



隣接するパラッツォとは、
The Grand Canal Shoppersというショッピングモールで接続されている。
東京お台場のヴィーナスフォートは、
ヴェネチアの真似をしたこのショッピングモールの,更に真似をしているんだろうな。

モールを流れる水路に、本当にゴンドラを走らせちゃう本気度。
エンターテインメントに精を尽くすこの街だからこそ。


モール内は、照明が暗かったり昼夜の感覚を失うのであまり長時間滞在したくないと思う一方、
きっと夏場は日差しも強く暑過ぎて、まともに外を歩けない日もあるだろうから、
モールが貴重な避暑地になっているんだろうな。
それからストリップを南方向に歩みを戻し、
シーザーズパレスに繋がるショッピングモール、the forum shopsへ。

この左手の看板、柱も含めた巨大ビジョンになっていて、
高級ブランドの屋外広告の役割を果たしている。
建築としての外観と風格を保ちながら、モールへの送客を図る広告を流す、この手法は覚えておこう。
館内では、「b8ta」をチェック。
シリコンバレー発、最新のIoT,ハードウェア製品を体験・購入できるショップ。
様々な企業が展示するプロダクトの横にはタブレットが置かれ、詳細情報を入手することができる。

メーカー(出品者)としては、
月額固定の出品料を支払うだけで製品のベータテストを行えることがメリット。
店舗に訪れたユーザーが、タブレットをどう使い・どのように見たのかという反応や、
店内のカメラ・センサーで読み取ったユーザーの行動データが収集され、メーカーに提供されている。
リアルタイムで詳細に知ることができるため、
メーカーは常時、製品の改良やマーケティングの改善に努めることができる。
海外進出としてはドバイへの初出店を計画中とのこと、
リアル店舗の意義が問われるなか、このビジネスモデルは標準化していきそうな予感もある。
外に出ると、シルクドソレイユの「オー」の宣伝カーが走り抜けていった。
今夜19時に予約しているこのショー、俄然楽しみになってきた。

フォーコーナーを、ベラージオ側から撮影してみる。
曇りひとつない快晴!

そしてフォーコーナーから歩いてすぐ、
プラネットハリウッド リゾート&カジノへ。

ハリウッドを題材としたこの施設、
館内はモダンでスタイリッシュなデザイン。
高級ブティックというより、若い感性に響くカジュアルなアパレルショップが多く並ぶ。

カウンターにロボットのバーテンダーが控える、
「Tipsy Robot」という何とも近未来型の店舗を発見。

タブレットで好みのリキュールやソーダ、ジュース等をセレクトすると、
2本のロボットアームを駆使して、シェイクされた出来立てのカクテルが提供されるシステム。
一過性のエンターテインメントとしては需要ありそうだけど、
結局はベテランのバーテンダーに作ってもらったお酒を、
カウンター越しの会話を楽しみながら飲むのが一番幸せだよな。
唯一行列ができていたのは、「Gordon Ramsay burger」。

カリスマシェフ、ゴードン・ラムセイの料理が手頃に食べられることから人気を博しているそう。
著名シェフのカジュアル業態進出、話題性もありながら息の長い店舗事例として覚えておこう。
プラネットハリウッド内では、初めてのカジノにも挑戦。
ブラックジャック、ものの数分で負けるという、笑えるような結果でした。何事も経験だ。

敗北後、デッキから見下ろすラスベガスの街並が綺麗で溜め息が出る。
この街並に気持ちが高ぶって、何度もリベンジしては負ける敗北者たちに思いを馳せる。笑
ストリップの南エリアへ、散策を続けます。
The Shops at Crystals。高級ブティックが並ぶ、ハイエンドなショッピングモール。
前衛的な形状の現代建築がかっこいい。

さらに南下し、Park MGMへ。
2018年末にオープンしたEATALYを覗き見。


EATALYとしては小型店で、狭い通路にひしめくようにショップと飲食エリアが並んでいた。
ファストフードで軽食をとろうとしても、バーガーやピザばかりが目に入るこの街では、
サラダや健康的なイタリアン料理をサクッと食べられるこのお店は重宝されるのかも。
テーブルが埋まり切っていたので、泣く泣く離脱。
結局近くのMGM groud内にある小型フードコートで、パンダエキスプレスの焼飯を搔き込む。
モール内にVEGAS VR&ROPESというアトラクションもあった。
子どもから大人まで、ロープ上を綱渡りしたり、ロープを掴んで移動したり、楽しそう。

夜も更けてきました。
ストリップ、どの施設も一日滞在できそうなほどのスケール感だったな。

ベラージオへと向かう途中、
通り抜けたカジノでは思いがけずアパホテル社長のお姿を見かけたり。。
きっと気づかないだけで世界中のあらゆる著名人が、
この地で華やかに新年を過ごしているのだろうな。

ベラージオの噴水ショーをほぼ最前列で鑑賞。
爆音と高く舞い上がる噴水のド派手な演出には、思わずおぉ〜と声が漏れるほどで、
噴水を囲む何百という人を魅了するだけある。

そして!ベラージオの「オー」専用シアターへ。

中央最前ブロックの、前から3列目の席をゲット。
舞台からは超至近距離、、!

ショーはもうとにかく圧巻。
フランス語で「O」は水を意味する。
舞台には一面の海が広がっていて(舞台がプールになってる!)、
シンクロナイズドスイミングのように水中から演者が現れたかと思えば(水深どれだけあるんだ!)、
舞台奥から船が近づいてきたり(舞台の奥行きが凄い!)、
鑑賞席後方から演者がやってきたり(ほぼ最前列にいるから気づかない!)、
眼を離すと舞台の海が陸に変化していたりと、もう何でもありの驚きのステージでした。
鑑賞客からランダムに選んで、ステージに登らせて演技に参加させたかと思えば、
急にプロの動きを始めて、実はシルクドソレイユの一員だったとか。
ジョークも交えながらの、笑いと驚きに満ちた、世界最高峰のショー。これは納得でした。
オーのテーマは人間の「生」と「死」らしく、
水に生かされ・水に戻る生命の有様が、様々なアクロバットで表現されていたように思う。
最後に撮影OK!と言われたワンシーン。

“本物”のショーを鑑賞できた満足感。
思い切って予約して良かった。
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