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My Europe tour_Day18(Rome)

  • 執筆者の写真: tgm17wk
    tgm17wk
  • 2018年3月22日
  • 読了時間: 4分

母と姉と巡る、イタリア観光初日。

朝からローマの街を徒歩で廻ります。

まずはホテルから程近い、

エスポジツィオーニ宮殿を通り過ぎる。博物館、カフェとして開かれている。


そして、トレヴィの泉へ!

建物のファサード全面が、泉へと繋がる巨大な彫刻作品になっているのが面白い。

そして凄まじい迫力、建設当時のローマが如何に

水を讃え、賛美し、尊く扱っていたかを感じられる。

早朝だからか人集りも無く、コインもサクッと投げられる。


そして近くの、トラヤヌスのフォルム。

トラヤヌス帝は、帝国内の公共施設の強化でも功績が残る。


何千年前の遺跡を、散策がてら間近に見られる街、それがローマか…とこの辺りで感嘆する。

夜はライトアップされるようで、その光景もきっと綺麗なんだろうな。

すぐ隣には、トラヤヌスの市場。

世界最古のショッピングセンターと言われていて、

現在では内部は、博物館やショップになっている。




テラスから全体を眺める。

当時の形状がここまで綺麗に残っているのが凄い。

当時は、およそ150もの食料品、花、毛皮などを扱う店舗や事務所が

軒を連ねていたといわれている、らしい。


ローマ市民の生活はきっと潤っていたのかな…なんて想像を膨らませる。

当時のイメージ画像も展示されていたら尚面白かったな。


建設時のビジュアルイメージは展示されていたけど。

錆加工を施したサインが、

当時の風貌を残した建築と調和している。


まさかの、現代アート作品の展示も有るのが面白い。


それから、コロッセオに向かう途中の広場で

大道芸人がシャボン玉を大量に噴出していた。

隣で別のストリートミュージシャンが奏でるカントリー調の響きと、

シャボン玉に集う人々の風景には心踊らされる。


そしてコロッセオ!

残念ながら内部は観られなかったけど、、、

外観だけでも圧巻。

一部が崩されているのは、近隣の建築物の建設に

建築資材として使用される為、というのが驚き。

建物の歴史的価値を見出すのは、その時代を生きる人間次第だなと感じる。


そこから、テベレ川を横目に歩くと、

ティベリナ島なる小さな島が見えてきた。


橋を渡って少しだけ覗く。

総合病院があり、周辺はなかなかの賑わい。


それから、姉の調べたレストランで名物のカルボナーラを頂く。

店内ではオリーブオイルなどの調味料、ワインが所狭しと並べられ、販売されている。




そこから少し歩くと、フィオーリ広場に出る。

果物、野菜、土産物などなど。地元民の利用も多そう。

昔ながらの雰囲気、変な呼び込みもあるし、ちょっと危なかしげでもある。


次に、サンタンジェロ城!

ベルニーニの見事な彫刻が飾られている。


城内部に張り巡らされた階段を少しずつ登る。

ローマの街を見下ろせる、カフェテラスもあるのが欧州らしい。



そして最終到着地点の展望台は、360度のパノラマで街が見渡せる。

またカモメが、風景をバックにクールに決めてる。


シンプルで重厚な柱と、大きな開口部から街並みが広がる構図が綺麗。


そしてまた歩き、バチカン市国へ。

ローマはこれまでの都市でもトップを争う寒さだったけど、

そんな中1時間ばかり、列に並んで宮殿へ入場。


カトリックの総本山と呼ばれていて

観光客だけでなく参拝客も多い。

美術館には入れずラファエロのアテナイの学堂を観られなかったのは残念。。いつか、必ず。。

荘厳なる宮殿を見ていると、

ここまでの投資をする、宗教への熱に驚く。

信者と、それを公認する国にとっては当然で必然なのだろうけど、

無宗教の人口が多い日本からすると、ある意味不思議とも取れるかもしれない。


本当に細部まで緻密で、あらゆる意図が施されている。



そして、夜はホテル近くの教会でオペラ鑑賞という、

滅多にできない経験をしました。

古く、親しみのある雰囲気の教会で、

華麗な衣装を纏った演者とオペラの歌声が響き渡るのは、

慎ましさと美しさが共存する。

事前にストーリーを把握していたので展開が理解できたけど、

ストーリー分からなかったら楽しめたかちょっと怪しい…!


そうしてローマの歴史と文化をどっぷり堪能して、初日を終えました。


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