My Europe tour_Day17(Barcelona,Rome)
- tgm17wk
- 2018年3月21日
- 読了時間: 3分
バルセロナ最終日。
朝早起きして、ガウディの遺作であるグエル公園へ向かう。
8:30の開園前に行けば無料で入場出来る。(という謎のシステム。)

地中海とバルセロナの街を一望出来る、絶好の場所。
そしてここでも繰り広げられるガウディ・ワールド。
ギリシャ神話をモチーフに、と言うグエイ伯爵の依頼を
独特の切り口で解釈して、随所に表現している。

公園の象徴でもある、泉を守るトカゲも、全景をまじまじと鑑賞できた。
日中は大勢の人に囲まれてまともに写真が撮れない、らしい。

大広場は住民が集い合うオープンスペースをイメージして作られたそう。
そもそもは公園としてではなく、新しい住宅地を構想していたものの、
実際は厳しい規制やインフラの不整備から買い手がつかず、
市の公園として寄付されることになったとのこと。
当時の状況は分からないけれど、もし今、住宅地化する計画があれば
現代人には受け容れられそうな気がする。
自分らしいライフスタイルを追求する一部の層からすれば、
機能性や効率性は多少排他されても、
この絶景と世界遺産を手中に収められるなら喜んで出資するかも。と思う。
もし大広場として使われていたら、
土日はここでマーケットを開催したりするのかなあ、、と想像する。

広場のベンチは、波打つ造形も美しいけれど、
間近で見た時の化粧タイルの一つ一つの柄の違いに魅了される。
ぐるっと一周して、公園を去る。
その後はホテルでチェックアウトまでもう一眠りして、
カタルーニャ広場まで散策。
"El Corte Inglés"という百貨店に入る。

9階はフロア一面フードコートになっていて、
パエリアも一人前から注文出来る。
ミックスパエリア、海鮮の旨みが凝縮されながらも
しつこ過ぎない味付けで、美味。


カタルーニャ広場も見渡せるのです。
12時頃でもそこまで混雑せず、簡単に席が取れるので穴場かも。


他にも、地下のフロアが面白かった。
ドラッグストアのすぐ隣にバルがある。
スペースさえあらばバルを埋める感じ。

スーパーは巨大な肉塊が盛り沢山売られてる。

そこからゴシック地区まで移動し、
初日にスルーしたピカソ美術館へ。

古い建築物の内部に広がる
真っ白な壁とガラスで構築された展示空間は見もの。

展示作品は、主にピカソがバルセロナに住んでいた
初期の頃の作品から、後期の連作までずらり。
オーディオガイドが1時間半かけて丁寧に作品の細部を説明してくれるけど、
出来ればそれだけじゃなくて、
あれだけの様々な技法と画風に挑戦し続けた背景にある
ピカソの心境の変化や人物像についてももっと知りたかったな。
まあ、別の機会にもっと調べよう。
そして最後にゴシック地区の風景を目に焼き付ける。

空港に向かい、
最後にスペインビールを一杯。

そして着きました、ローマ空港経由のテルミナ駅。

サイネージが一面に輝き、整備された大きな駅。
そして母と姉と合流し、ひとり旅は終わりを告げるのでした。
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