My Europe tour_Day13(Lisbon)
- tgm17wk
- 2018年3月16日
- 読了時間: 5分
リスボン観光2日目!
これ迄のデラックスダブルルームが空いてなく、
スタンダードダブルルームに部屋替え。
だいぶ狭くなったけど、その方が
服、日用品、リモコン、全ての物に手が届きやすくて快適だったりする。
広けりゃいいもんじゃないってのは今回の旅の教訓。
現に、超絶狭かったアムステルダムのホテルが今のところ一番居心地良かった。。
部屋の名前は"MIRADOURO DE S.PEDRO DE ALCANTARA"。
壁一面にもその名とイラストが描かれている。
サンペドロデアルカンダラ展望台の、由来になった人物だろうか。
他の部屋名を見ると、何やら絶景が観れるポイントと
その場所の由来になった偉人の名前から部屋名をもじっている、ぽい。面白い。

今日は降水確率100%になるとの予報を見て、
昨日で行きたい観光地は全て行ってしまえたので、
のんびりと午前たっぷり休んでから出発。こういう日もないと、持たないな。
昨日行ったリベイラ市場まで歩いてみると、
土曜のお昼時だからか、大盛況!昨日との雲泥の差。。
昨日はがらんとしていた接続通路にも、簡易的なテーブルを使って出店が並ぶ。

大ホールはもちろん、一本挟んだカウンター席もほぼ満席。
白ワイン、ビールを飲みながら
ポルトガル名物の海鮮料理やら、多国籍の料理を
これまた多国籍の観光客たちががやがやと喋りながら食事している。
食事を楽しもうとする姿は万国共通だなあと感じる。
ひとり身の私は浮くだろうなーーとその場を去り、
地下鉄に揺られてロシオ駅へ。
昨日は眺望が素晴らしい場所や歴史的建造物は見られたけど、
繁華街はサクッとしか見ていないし
散策するにも雨天の影響をあんまり受けないため、このエリアをチョイス。
通りすがりに窓から覗いた内装と漏れてくる音楽が良くて、
Navegadoorというレストランに入る。

アバンギャルドなアート作品や照明デザインと
クラシカルな家具との融合が面白い。
ここでライブやカラオケをする事もあるらしい。
リゾットとポルトガルビールのSAGRESを頂く、美味。

それからBaixa-Chiadoの方向へと散策する。
ふと目に入ったのは、オーガニック製品のスーパーマーケット。
店内にレストランもある。
国民全体の健康志向の影響はもちろんありつつも、
ビーガンやベジタリアン、日本ではあまり馴染みは無いけれど
世界的に見て数多く存在する彼らの為にも、
日本より切迫してこういう店舗の需要があるんだろうな。

老舗の本屋さん。
こちらも店内にカフェが。
歴史的価値だけに囚われず、
お客さんのニーズに合わせて新しい施策に挑戦してきたんだろうな。

お土産なら何でも揃うと言われるA Vida Portuguesa。
本も雑貨もキッチン用品も、ワインも缶詰も、
ボディ用品や布製品も、、!どれも可愛いんですが、
ポルトガルのデザインセンスは国際的に見ても高いのだろーか。
アズレージョのみならず。

道端で解体現場を見かける。
何とファサードだけ残して、内部はまるっとぶち壊してる。。

こういう、手間のかかる努力があるからこそ
人を感動させる景観が保たれるんだろうな。
トラムの駅前まで来ました。

とあるデザインショップのディスプレイに目がとまる。
4階にある店舗でアクセスが大変だったけど、
ミニギャラリーと併設されたショップでは
欧州内のデザイナーのアイディアに富んだ商品ばかり。物欲と戦う。

そこからすぐの道路先に、ショッピングモールが。
Armazens do Chiadoと言うらしい。
歴史博物館のような佇まい。


ポルトガル発祥のブランド、PARFOISに惚れ込む。
アクセサリーとバッグ類が中心で、H&M並みの価格帯なのに、
洗練された女性らしいデザインで堪らない。
19€の時計と6€のピアスを買う。

そこからバスに揺られ、
昨日ぶりのアルファマ地区!ゆっくり見れてなかったので。
サンジョルジェ城のすぐ近く、昨日は空いてなかったアクセサリー屋にリベンジ。

もう堪らない可愛さなのに20€以下のものが多く、
散々迷った挙句ピアスを一つ購入。

Miradouro de Santa Luziaなる展望台に来ました。
雨も上がり、眼前に広がる海が美しい。

アズレージョの施された柱廊がまた雰囲気を出している。

謎の小プール?もあった。。夏場は使われるのかな。

やっとアルファマらしい眺めを得る。
この辺りは大地震の影響を唯一受けず残った街並みで、
歴史の刻まれた建物の隙間から望む海は、また一段と哀愁を感じさせる。



18時でまだ日も沈んでいないけど、
この辺りは治安はまだ不安な面もあるので、早めに繁華街へ戻る。
観光客でひしめく、トラムの28番線。

Bairro Alto周辺に着き、
お目当てのワインバーに行くも満席で、
近くのLisbon Wineryなるお店に入る。
地産のワインを頂く。安くて美味しい。

流石に、ワインのようにゆったり語らいながら飲む(と勝手に思ってる)
お酒は、一人だと寂しい!
なのでサクッと飲んで、ホテルに帰りがてら夜のリスボンを少し散歩する。

ふと額縁屋の灯りが目にとまる。
ヨーロッパに来てから、沢山の額縁屋を見かけてきた。

学生の頃、世界ふれあい街歩きか何かで
フランスの額縁屋を覗く映像を見てから、
芸術を支える何らかの仕事をしたいと思っていた私は
額縁屋という職業に少し心惹かれていたことを思い出す。
それ以来、美術館でたまに思うのは、
絵画の印象は額縁の種類によって大きく影響を受けるだろうな、ということ。
絵を最も引き立たせる額縁を提案する仕事は、芸術を支える意味でも、とても価値あることだな。
それからホテルのすぐ近場にあるジェラート屋を覗いてみる。
写真では分かりづらいけど、なんと滑り台がある。。
ジェラートを食べながらキャッキャと滑る大の大人を見て、
こういう遊び心好きだな、と思う。

そうしてポルトガル最後の夜は更けてゆくのでした。
明日は朝から、飛行機でバルセロナへ!
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