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My Europe tour_Day12(Lisbon)

  • 執筆者の写真: tgm17wk
    tgm17wk
  • 2018年3月16日
  • 読了時間: 6分

リスボン観光初日!

天気に恵まれる。部屋の大きな窓から差し込む光で目がさめる幸せ。

ただ昨晩は深夜まで、真下の酒場のどんちゃん騒ぎが聞こえてきていた。笑

みんな路上まではみ出して、立ったまま飲んでは騒いでる。ロンドンも同じスタイルだったな。

その跡形もないような静かな朝の広場。


徒歩10分程度のCais do Sodre駅まで歩く。

楽しみにしていた、リベイラ市場!

外観は市場とは思えない重厚感がある。



いざ中に入ると、広がるのは

細かい骨組みで巨大なアーケードと、

その工業的なスタイルと調和する

スタイリッシュな黒に統一されたサイン、

空間に温かみを与える木製の長テーブル。


朝の10時開店すぐに行ったので、

まだ人はまばらだけど、ランチ・ディナー時には大勢が押し寄せるよう。

また、このアーケードのすぐ隣には

生鮮食品に特化したマーケットもあり、

こちらは完全に地元民同士のコミュニティが出来てる模様。


同じ外構で同じ敷地内なのに、こうも雰囲気が変わるのは面白い。


多国籍料理や、雑貨店(缶詰専門店などもあった)が並ぶ中

ポルトガル名物のエッグタルトを頂く。

出来立てで温かく、トロッとしたカスタードが溢れてきて美味しすぎる!!

エスプレッソの苦味がまたそれを引き立てる。

(ちなみに、メニューの「Cafe」を頼んだらエスプレッソが出てくる。)


他にも、このメインの並び以外に、

屋台+カウンターが軒を連ねる通路もあった。

夜はそっちが賑わうんだろうな。

それから歩いて、

サン・パウロ広場に出る。


気がつくとすぐ真横をトラムが走ったりする!

本当に真横。近すぎ。


急な坂を上った先に、

かの有名なビカのケーブルカー。

狭い路地の先に僅かに臨める海をバックに、トラムが停止している。


歩いて5分程度で、Camoes広場に出る。


広場を折り曲がり、緩い坂を登っていく。

途中の絵画販売店で一枚の複製画を買う。4€の安さにびっくり、

ロンドンだったら倍はするだろうな。。

坂を登りきると、

サンペドロ デ アル カンタラ展望台!(名前が長い。)

天候も相まって素晴らしい眺め!!!リスボン万歳!!!来てよかった!!と、

ここでやっと本心から思う。


周りには露店が沢山。

お土産物と、食料品。まだ11時頃だったけどビールを飲む人の姿も。

これまた可愛い4€の手作りピアスを買う。安っ。


展望台の真横にあるケーブルカーで、坂の下まで降りる。


こりゃー歩いたら大変な坂だ。


降りると、リスボン随一の繁華街に出る。

ロシオ駅の、駅舎とは思えない壮麗さに圧倒される。

ネオ・マヌエル様式という、海洋や天体をモチーフにした

ポルトガル独自の建築様式なのだそう。


すぐ側には、フィゲイラ広場。

この広場を囲うように、交通や商業が整備されていて、活気がある。


サンタ・ジュスタのエレベーターもこの近辺に。

定員18名の古典的なエレベーターは、

のっそり動き、毎回丁重に鍵を閉めたりするため

外には待機客の長蛇の列。


10数分並んで一向に進まないので

諦めかけていたけど、GoogleMap上のとあるコメントで

別ルートで並ばずに登れるとのことで、信じて列を離れてうろうろしたところ、

ありました。裏道が。

そこから難なく上へと登っていく。


ものの数分で、エレベーターの頂上と

橋で繋がれたビルの上まで到着してしまった。

橋を渡り、エレベーターの到着フロアに行くと

更に上の展望台まで上るために1.50€を支払い、

螺旋状の急な階段に恐る恐る足を掛ける。


上った先には、もう、言葉にならん絶景が広がっていたのでした。


リスボンの町並みと、海が一望できる。

そういえば、気候が温暖な地域は太陽光を吸収しない白を

外壁に意図的に用いると聞いているけど、リスボンの都市計画にも該当するのだろうか。


普通にエレベーターに並んでいたら、

下手したら1時間以上待っていたかもしれない。

こういう時、旅は情報戦だなーと実感する。

しかも下りのエレベーターは並ばずに乗れたので、

一応エレベーターも体験した事になる。得した気分。

橋の起点にあるレストランに、休憩がてら入店。

ちょうど通り雨もあって、雨を凌ぐ。

良い席を確保できて、眺めも最高。魚料理の「codfish a bras」を注文。美味しい!


ロシオ広場周辺からバスに乗り、

10分と少しでサン・ジョルジェ城に到着。

さっきのエレベーターよりもっと高く、

海(テージョ川)も180度のパノラマで、空も広い。息を呑む美しさ。




城壁や大砲などの遺産と、素晴らしい眺望を併せて見ることで

この街の歴史に想いを馳せてしまうような浪漫が感じられる。




城から出ると、旧市街の残るアルファマ地区。

狭い路地にワイヤーが懸かり、洗濯物が干されているような住民の日常風景も見られる。



もう15時頃に差し掛かる。

明日の予報が降水確率100%なので、

思い切って明日行く予定だったベレン地区も急ぎ足で回る事にした。

アルファマ地区からバスで30分程度揺られ、

まずはベレンの塔に到着。

長蛇の列によって内覧は諦め、外観を仰ぐ。


世界遺産たる、迫力を放つ。

ヴァスコ・ダ・ガマの世界一周の偉業を記念して作られた。

そこから歩いて10分程度に位置するのは、

ジェロモーニス修道院。


ベレンの塔と同じく、世界遺産として名を連ねる。

大きな回廊から、各展示室や併設する教会の2階へと繋がる。




教会には、ヴァスコ・ダ・ガマの棺も展示されている。


教会を出て海の方向へ進むと、

発見のモニュメントがある。

大航海時代を象徴する記念碑。


ポルトガルの栄光である、大航海時代に貢献した

エンリケ皇子、ヴァスコ・ダ・ガマ、マゼラン を始めとして

同時代の探検家や芸術家、科学者、地図製作者、宣教師ら

約30人の彫刻が並ぶ。


この時代に、国家全体がどれだけの栄華を誇り、

またその背景にどれだけの犠牲を伴う大冒険があったのか、

思いを馳せながら眺める。

(ちょっとワンピースの描く大航海時代と重ねて見てしまう)


たっぷりと、ポルトガルの歴史を物語る建築に触れた後は

帰りがてら、エッグタルトの名店でもある

パステル・デ・ベレンに寄る。

1個1.1€の安さ。長蛇の列だけど回転が速くて、すぐにゲット。

暖かいうちに頬張ると、これまた昇天しそうな甘さと芳ばしさ! エッグタルトにハマってしまい、本日3個目なのでした。


そうして、トラムに揺られながら中心部へ戻ります。


ゲストハウスまでの道のりを散歩しながら、

スーパーに寄ってご飯とお酒を買い、我がデラックスルームで晩酌をしました。

ただ、ゲストハウスに戻るときに

ビルのエントランスの鍵、共用部の鍵、

部屋のあるフロアの鍵、部屋の鍵、

4つとも上手く使いこなせずにスタッフの迷惑に掛かる。

相当な頭弱い奴と思われてんだろうな。。

ヨーロッパは古い建物がホテルとして使われる事が多いから、

カード式でも暗証番号式でもなく、普通の鍵。

だけど日本とはちょっと作りが違うので、かなり戸惑う。教訓になった。

これも勉強料だ。。

苦難の多いリスボン滞在ですが、

晴天のうちに沢山の名所を回れたので、

明日は休息日と思ってゆったりストレスなく過ごそうと思います。


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