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My Europe tour_Day5(Amsterdam)

  • 執筆者の写真: tgm17wk
    tgm17wk
  • 2018年3月8日
  • 読了時間: 6分

アムステルダム滞在1日目。

ホテルの部屋は極端に狭い!きっとアパホテルより狭い!

けど、古い建物を工夫して改修されていて、

清潔に手入れがされているから、居心地は悪くない。

何より、窓に囲まれた朝食ルームは最高の眺め。

朝食も美味しく、1日のスタートを気持ちよく切れる。


ダム広場までは歩いて5分程度。

朝日に照らされて、美しい眺め。


そこからトラムに乗り、ゴッホ美術館へ。

無機質な近代建築は、色彩豊かなゴッホの作品には適した背景だった。



代表作であるひまわりはもちろん、

ゴッホの生涯にわたる数々の作品・習作の変遷、

ゴッホ自身の人となりが分かる手紙や持ち物まで、

多岐にわたる展示があった。

面白い体験展示がいくつかあって、

サイネージ上にあらかじめ作品のパースの線だけ入っていて

ゴッホと同じ視点で絵を描いてみるものや、

タブレットでタッチしながら作品の筆順や筆圧、色付けを追うものなど。

絵の前で座り込んでスケッチしている学生も居て、

ゴッホが今なお美術界に影響を与え続けていることを肌で感じる。

館内のホールでは大道芸人がパフォーマンスをしていて、

大拍手が起きることもあってびっくり。

美術館は決して、物静かに作品と対話する一部の知識人の為の場所でなく、

全ての人に開けた、美術という財産を共有して

思い思いに過ごす公共の場だということを再認識させられる。

外に出ると、ミュージアム広場。

視界を遮るものがなく広々としていて、清々しい気持ちになる。

日本に居た時、地図上でみても大した場所じゃないだろうと思っていたけど、

想像を超えてくる。この旅、まだ序盤だけどそんなことばっかり。



すぐ隣の国立美術館へ向かうと、

かの有名なパブリックアートが。


なんと残念なことに、国立美術館は停電の為緊急閉館。


予定変更して、

トラムで3駅ほど向かった先にある複合施設、「DE HALLEN」へ。

まずは目玉でもある、大型のフードコート。

ワークスペース、スタンドスペースといった

過ごすスタイルによる家具の多様性が面白いのと、

例えば円周の小さなハイテーブルも、二分割して高さを変えて

複数組がストレス無く使えるようになってて

細やかな配慮が伝わる。


多国籍料理のブースが並んでて、わくわくする。

市場の屋台を思わせる佇まいだけど、

そこに立つ店員は、生え抜きのおじちゃんおばちゃん!って感じではなくて

スタイリッシュに決めた若者が多い。


フードコートを抜けると、大きなガレリア空間に出る。

デニムショップ、雑貨屋、本屋兼カフェ、理髪店、

ナイトクラブ、ブティックなど

様々な業態が混在していて飽きない。


ちなみにフードコートではオランダの銘柄「Brand」というビールと、

ベーコンで肉を包んだMonkballという料理を頂いた。

(久しぶりに脱小麦。。サンドウィッチやらホットドッグやら食べまくってたから)





DE HALLENを抜けると、

こちらは伝統的なフードマーケット。

チーズや花はもちろん、自転車用グッズ専門店なんかも。

金曜日だったから、通勤と思われる人々の自転車ラッシュは激しかったな。


この他にも、散歩してたら

ふとマーケットに出逢うことも少なくなく、

商業都市らしい活況に感服する。

フリーで入れる歴史博物館は、何時間でもいれそうな開放感と心地よさ。


天気にも恵まれて、アムステルダムらしい水辺の風景を味わう。


花市にも。

花が並ぶ反対側の路面にはカフェやお土産屋が沢山。

ここで驚くのは、多くのカフェが店内の照明を消していること。

暗いからやってないのかな?と覗くと大抵人が賑わってる。

節電意識なのか、外が明るいうちは照明を浴びること自体が野暮なのか。気になる。


お土産屋のうちの一つ、アートプリントショップに入り、

気に入った一枚を購入。



ダム広場周辺まで戻り、

「MAGNA PLAZA」というショッピングモールへ。

これがショッピングモールと名のつく建築なのかと驚く。


近くの「de Bijenkorf」というショッピングモールは、

より百貨店に近くて1階にはハイブランドの店舗がひしめき合う。


ここの最上階にリッチな内装のフードコートがあると聞いて行ってみた。

これまた驚く。サービス料も無いから価格は手頃で、

席数は豊富だからサクッと座れて、

フォーマルな着こなしのスタッフに囲まれ、贅沢な空間でくつろげる。

観光客は少ない印象だけど。観光客はもっと地元に根付いた、

老舗のレストランに行きたがるか、そりゃ。



そこからまた、ゴッホ美術館や国立博物館の集まる

ミュージアム広場周辺に向かう。

少し歩いて、予約していたハイネケン・エクスペリエンスに。

これがまた凄かった。

マルチメディアを駆使した、インタラクティブな展示だらけ。


工場跡地を利用した建物。

まずは創業者とハイネケンというブランドの歴史を、

プロジェクターを用いた映像や

実物の瓶・缶、ラベルなどを見ながら学ぶ。

糖化槽の並ぶ醸造室も、

槽の中を覗くと醸造過程を説明するムービーなどが流れてる。


次に外の空間に繋がり、馬小屋へ。

ハイネケンを運ぶのに、馬は欠かせなかったよう。


ここからは怒涛の体験コーナー。

まずは自分の名前をラベルに載せてベルトコンベアへと流す体験(有料)。

次に、撮影できなかったのが悔やまれるけど、

ハイネケンの視点で製造〜流通までを体験できるシアター。

これが一番面白かった。

ボックスに通され、天井を見上げると

まずは水と麦芽が混ざり合うシーンから始まり、

酵母、蒸留、ポップの混入、などなど過程を辿る。

更に次のボックスに通され、側面の壁に工場内にシーンが写り

瓶が並べられ、ラベルを貼られ、ダンボールに詰められていく。

そして最後のボックスでは、

常夏の島、都会の社交場とハイネケンが世に放たれ、封を外すシーンで締める。

そして、次に通された部屋で

皆んなで乾杯して最初の一杯を飲む。

うまいに決まってる。

進むと、フォトブース、オランダの風景と合成される自転車乗車体験なんかも。


ハイネケンが沢山流通し、沢山の人の喉を通る場所。

それはスタジアム。ということで、

サッカー、ラグビーを疑似体験する部屋も。


最後にクラブハウスのような部屋に通され、

ハイネケンを2杯飲むことが出来る。

有志を募った早注ぎ対決もやってて、本当にクラブみたいな盛り上がり。


外に出ると、もう夜かやってきていた。

ダム広場周辺の歩行者天国も、少し妖しい雰囲気が出始める。


クラフトビール醸造所でビールを1つ買う。

完全に、ハイネケンエクスペリエンスでの興奮冷めやらぬせい。


そして予約してた運河クルーズに参加。

ひとり客は私だけだったのが何とも居心地悪かったけど、、

それはそれは綺麗な風景なのでした。

港の再開発地区、時間があれば行きたかったな。


疲れ果ててホテル周辺に戻り、

ホテルでもお勧めされてたすぐ近くのインド料理屋へ。

オランダ料理も食べてないけど、まあいいでしょう。

バターチキンがとても美味。まともなレストランに入ったの初めてで

勝手が分からず困ったけど、何とか。


アムステルダム怒涛の1日が終わりました。


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