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ホテル&レジデンス 六本木S/Roppongi,Tokyo

  • 執筆者の写真: tgm17wk
    tgm17wk
  • 2017年6月3日
  • 読了時間: 2分


Abut/

築30余年のホテルと住宅からなる複合建物の再⽣計画である。近年⼊居者離れが進み、廃墟同然の状態が続いていた。改修にあたっては、物理的な⾯に限らず機能的にも、既存建物から価値を⾒出し最⼤限に活かすことが⽬指された。既存のホテルを、1⽇単位の契約により提供される居住の場、と読み替え、さらに分譲住宅を、⽉単位で契約するサービスアパートメント、及び、年単位で契約する賃貸住宅とに置き換えることで、建築基準法上の⽤途は変更しないまま、互いに独⽴して併存していた2つの施設を、1⽇単位から年単位まで様々な⻑さの時間の“居住の場”を提供するひとつながりの新たな都市拠点として再定義した。

http://hr-roppongi.jp/news/archives/5796

1階がフロント及びホテルレストラン、2~6階がホテル客室、7~10階がレジデンス、11~14階がスタジオサービスアパートメント。「ホテルに暮らす」 「ホテルでオフィス」 「ホテルでスタジオ」という発想で、それぞれのフロアがつくられているのが特徴。ホテルレストラン「ココノマ」のほか、テナントは鉄板焼き「獅子丸」、カフェ&パブ「Virgin café & Pub House」、寿司店「細小魚」、オーガニックグリル「PLATE」。西麻布と六本木の中間地帯「ニシロク」を訪れるハイセンスな客層を意識したラインナップ。

Memo/

「ニシロク」という、六本木から西麻布にかけての一帯を指すエリア。

http://hr-roppongi.jp/news/archives/165

一流の遊び人たちが、ガイドブックに載っていないけれどもサービスに妥協のないお店を目当てに訪れるのだそう。エリア名の普及はこれからだろうが(記事は2012年だけど、、)確かに周辺は六本木ヒルズに近いといえど、近隣住民の生活感も覚える独特のの空気感がある。

7/20からは「ナツカフェ」たる、道路に面したオープンなカフェを設けるなど、ホテル&レジデンスの機能に終始せず、ここを拠点として「ニシロク」エリアの新たな機能の付与と定義づけを試みている。街に開けた拠点としての浸透に期待する。



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