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「片山正通的百科全書」/Hatsudai,Tokyo

  • 執筆者の写真: tgm17wk
    tgm17wk
  • 2017年6月24日
  • 読了時間: 2分


About/

世界的に最も注目を集めるインテリアデザイナーの1人であるワンダーウォール片山正通。プロジェクトのヴィジョンを共有し、ブランディングにおける空間コンセプトを構築する片山は、訪れる人の潜在意識に触れることを常に意識し、その環境を創造することを強みとしています。現在までに、ユニクロ グローバル旗艦店(NY、パリ、ロンドン、銀座ほか)、INTERSECT BY LEXUS (青山、ドバイ、予定:NY)、ユナイテッドアローズ(六本木)、PASS THE BATON(丸の内、表参道、京都祇園)、ピエール・エルメ・パリ 青山など、数々のプロジェクトを手がけています。 片山はコレクターとしても知られ、代表を務めるワンダーウォールのオフィスには、買い集めたCDや書籍の膨大なコレクションのほか、旅先で手に入れた骨董、ジャン・プルーヴェやシャルロット・ぺリアンらの家具、さらには、ライアン・ガンダー、サイモン・フジワラ、村上隆などの国内外の現代美術が所狭しと展示されています。 本展は、デザイナー歴25年の節目に、片山が自身のコレクションを美術館という場にいかにディスプレイするかを通して、その関心の所在やクリエイションの本質を探ろうとするものです。

Memo/

人は一生のうちで、どれだけのモノに触れるのだろうか。(ここでいうモノは、製品という意味でのプロダクトより広義に、流通に至らない製作物、自然のマテリアルも含め、全ての固形物)

モノの作り手であるデザイナーとして一流の人物ほど、触れるモノひとつひとつに五感を働かせ、そのモノが持つストーリーを自身の視点で解釈し、想いを馳せているのだろうか。

そう考えさせられるほど片山正通のコレクションからは、彼自身のモノに対する熱量とこだわりの深さと解釈の豊かさが感じられる圧巻の展示だった。









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