江戸NOREN/Ryogoku,Tokyo
- tgm17wk
- 2016年11月26日
- 読了時間: 2分

About/
「‐両国‐ 江戸NOREN」のコンセプトは“粋な江戸の食文化を楽しむ”。外観は1929年に建造された歴史ある両国旧駅舎の面影や懐かしさはそのままに、直線とアーチ型にデザインされた3つの大きな窓、中央に配した駅時計をポイントとした新デザインにリニュアール。また、館内は江戸の町屋を意識した開放的な吹抜けの空間。当時の活気を感じさせる屋台や日本相撲協会監修の本格的な土俵も設置する。
そのなかに軒を連ねるのは12の飲食店。江戸流の本格寿司が味わえる「政五ずし」、明治4年創業の老舗「月島もんじゃ もへじ」、そして江戸・東京にあるすべての酒造の日本酒をセルフスタイルで楽しめる「東京商店」といった店舗が、味・素材・料理人にこだわった和食を提案していく。
Produce/
ジェイアール東日本都市開発
Memo/
・観光客だけでなく通勤客もターゲットなだけあって、 エンターテイメント要素で飽きさせない工夫がある。東京商店の日本酒の自販機だとか、「土俵祭り」なんて行事があったりだとか。主張しすぎない小ネタも粋。江戸の食文化に関わる豆知識が看板に書かれていた。
・敷居を上げすぎないよう、大衆居酒屋が入店しているのも嬉しいところ。寿司や天ぷらの有名処が並ぶとどうやったって息苦しく感じるけれど、そういうお店とコストラインが全く違うお店が共存している。これは本物の江戸の街並もそうだったんだろうか。そこに違和感がなくはない。
・両国付近に住む人間としては、観光案内所はそんなに主張して欲しくなかった。当然インバウンドに背を向けられないし観光スポット化させるための仕掛けに注力するのは事業性を構築する上でマストなのは当然理解する、けれど日常使い重視、江戸の義理人情の息吹が感じられるような人と人の距離感があるような空間として尖ってたらまた面白かっただろうな。



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